- Q: エレクトリックエンジンでは、どれくらいの距離を走行できますか
A: 走行時間と距離は、バッテリーの容量と、クルージングスピードによって、決まります。また同時に艇の長さと重量によって異なります。下記の走行可能距離はThoosa-6000を搭載した24フィートのヨットで、重量は1.7トンの場合の概略値です。艇の状態や風波によって、大きく左右されます。1マイルは約1852mです。
-
| バッテリ容量 |
3ノット |
4ノット |
5ノット |
| 4*12V-65Ah |
22マイル |
16マイル |
10マイル |
| 4*12V-130Ah |
45マイル |
30マイル |
19マイル |
| 4*12V-225Ah |
82マイル |
54マイル |
34マイル |
- Q: どのようなタイプのバッテリーを選べばいいですか。
A: ディープサイクルバッテリーが必要です。自動車用などのスターティングバッテリーは、いったん放電すると、寿命が極端に短くなります。また容量も十分ではありません。ディープサイクルバッテリーで120Ah 以上の容量をおすすめします。48V システムでは、12Vバッテリーを4基直列に接続します。
- Q: バッテリーのチャージにはどれくらい時間がかかりますか。
A: チャージ時間はバッテリーの全体容量と、チャージャーの充電容量によって異なります。チャージャーの充電容量は、バッテリー全体容量の10%~20%をおすすめします。その場合では、100A バッテリーを20Aのチャージ容量で充電すると、約5時間かかることになります。
- Q: バッテリーの寿命はどれくらいですか。
A: バッテリーの寿命は、使用状態によりますが、多くのディープサイクルバッテリーの場合、5年から10年と考えられます。もっとも定期的なメンテナンスが大切になります。
- Q: 船内の12V電源は、そのまま使用できますか。
A: Thoosa6000システムは48V仕様ですので、そのままでは船内電源としては使えません。DC-DCコンバーターをシステムへ連結し、12Vに変換して船内電源へ供給します。単一のバッテリーから12V電源を取り出すことはできません。
- Q: エレクトリックエンジンのメンテナンスは、どのようにするのですか。
A: 燃料、潤滑、冷却系統などの複雑な装置が、ディーゼルエンジンと違ってありませんので、メンテナンスは簡単になります。エレクトリックエンジンではギア-ベルトと、ブラシの交換が必要です。ギア-ベルトは、8000時間ごとに、ブラシは3000時間から6000時間の間に交換が必要となります。。
- Q: スピードのコントロールは、どのようにするのですか。
A: スロットルはディーゼルエンジンのコントロールレバーと同じように、コクピットに設置して使用します。前後進、スピードの調節を、電気信号でコントロールユニットへ伝えて、エレクトリックエンジンをコントロールします。ケーブルのスライドでクラッチを操作する必要がないので、軽くて確実です。
- Q: ASMOエレクトリックエンジンは、海上使用に耐えられますか。
A: ASMOシステムに使用されているモーターは、荒天走行にも耐えることができます。モーター本体が海水につかったときは、直ちに水洗いして乾燥させてください。コントロールユニットおよびバッテリーチャージャーは、防水ではありませんので、キャビン内の水につからない乾燥した場所へ設置する必要があります。
- Q: ディーゼルエンジンから載せ替える場合、現在使っているプロペラとプロペラシャフトを使用できますか。
A: はい、ディーゼルエンジンを使用していたときのプロペラと、プロペラシャフトをそのままつかっている例が多いです。そのまま利用して問題はありません。全く新しく搭載するのであれば、艇のデータから最適なプロペラのダイヤ、ピッチを計算いたします。
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2 個のコメント
福山 洋志 says:
09/29/2010 at 15:56 (UTC 9 )
今現在の船では入出港時ぐらいしかエンジンはかけませんが
30フィートのヨットでも大丈夫ですか?
admin says:
09/29/2010 at 22:13 (UTC 9 )
お問い合わせをありがとうございます。
30フィートのヨットでも問題ありません。
沖縄の32フィート艇は、5.5トンの重いクルージング艇ですが、3GMディーゼルエンジン(30馬力)から、Thoosa9000に積み替えました。快適に走っています。
詳しい様子は、英語ですが下記のリンクから、ご覧いただけます。
http://www.intrepid-seas.com/intrepid.html
青木洋
@福山 洋志